銀行本支店レートと年末にかけての資金需要。

今年もあと(今日をいれて)57日。早いですね。
年末にかけて資金需要が強まります。特に今年は異次元金融緩和による金融市場のカネ余り現象の影響で金融機関の動きも活発になることが予想されます。

金融機関さんは、週末資金や年末資金など、休日の前に資金を自行内の預金に置いて欲しい、というお願いをよくされます。賞与、年内の資金決済や、いわゆる「年越え資金」などこれからの時期。いかかでしょうか。


銀行には『本支店レート』というものがあります。
支店が本店に対して、又本店が支店に対して貸し出す(振替える)レートの事で、通常は

「預金金利<本支店レート<貸出金利」 

となっています。

支店は預かった預金を、手元に置いておく資金を超える部分は本店に貸し出し(振替)ます。
例えば本支店レートが1%、普通預金金利が0.5%とすると預かった普通預金1000万を本店に
本支店レートで貸し出す(振替る)事になりますので
1000万×1%=10万円の利息収入。

普通預金の金利で預金者には
1000万×0.5%=5万円の利息支払い。

支店は10万円―5万円=5万円の利息収益を得ることとなります。

支店が企業に貸し出す場合も同様です。
企業へ1000万円を貸出す金利が3%だとします。

本支店レートで本店から1%で借入(振替)ますから
1000万円×1%=10万円の利息支払い

企業への貸出金利は3%ですから
1000万円×3%=30万の利息収入

支店は30万円―10万円=20万円の利息収益を得ます。

つまり支店は企業へ貸出(融資)だけでなく預金を預かることでも収益を稼げる訳です。
さらに企業へ貸付しその一部が預金として資金滞留すればダブルで収益が上がることとは理解できますね。

週末や年末年始前に流動性預金(当座や普通預金の低金利の決済用資金)を預かると翌営業日まで預金が滞留しますので本支店レートで利息収益を稼げるわけです。もっと言えば貸出収益以外にも流動性預金の月中平均残高を増やすことが支店収益を押し上げることとなります。

とくに年末は何かとモノイリですから資金調達し年越えまで資金が滞留するケースも多く本支店レートによる収益が期待できます。

銀行は本支店レートを高め・低め設定により支店の預金貸出取引の獲得行動が変わります。企業側からいえば融資資金を流動性預金として資金滞留される場合は「貸出金利など条件面での交渉」もしやすくなるかも??しれません。

うーん。
うまい仕組みですね。

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