東芝の会計処理の問題に思う。キャッシュフロー計算書の重要性。

東芝の会計処理の問題で過去の決算から累計約2200億円もの税引前利益の水増しがあったと、
その年度別の修正額とともに公表されました。

東芝のみならず他の上場企業や中小企業さらに規模の小さい企業に至るまで、
キャッシュフロー(計算書)による経営数値の管理が今後より重視されることは明瞭で、従来の貸借対照表・損益計算書と肩を並べ存在感を増してくると思います。

キャッシュフロー(計算書)はご周知のとおり「現預金の流れ」。
もっと言えば期首の現預金残高から期末の現預金の残高に至るまでの増減要因を記したもの。
営業キャッシュフロー・財務キャッシュフロー・投資キャッシュフローなどに分けられて各々の現預金の増減を
示し期末の現預金残の結果に導かれます。

ここで最も大切なことは。
キャッシュフローは現実であることです。
期首に現預金が100であれば100.期末に200になれば200.これはどうしようもない。
通帳や付随する書類を見れば書いてあり、ごまかせない。

言い換えれば
操作された利益1000でも利益500でも現預金は変わらないこともあり、また同じ現預金でも利益は変わることもある。

例えば利益水増しの為に、期末に売掛(売上て未回収)を上げる。期末の仕入の未払を計上しない。
どちらもキャッシュは動かないけれど利益には反映します。
ですからキャッシュフローは利益の水増し(また利益の圧縮)をしても不変であって
その会社の、ごまかせない姿を表しているという事となります。

単期ではこのような利益増減が実現されますが、でも取引上は次の期にキャッシュが動くはずですし、
あえて言うならから翌期にこれを修復する利益増減がなされているとすれば
長い目で見たら同じになるはずです。

そこで
2-3期間のキャッシュフロー計算書をつくって並べることです。
キャッシュの伴わない利益の水増しや圧縮があってもキャッシュの移動は絶対ですし期末のこのような操作も
2-3期並べることで明白となります。

最近大手メーカーで「資金の捻出」のため売掛金や在庫の残高を圧縮する動きが盛んになっているようです。
キャッシュフロー(計算書)の考え方に当てはめれば至極当然のことで・・また次回ご案内します。

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