在庫の適正金額 PART2

「在庫の適正金額」先日に続きます。
さて在庫の回転期間(日・月数)について、統計調査上の業界基準・平均値をご参考までに。

ただし
「在庫回転期間[単位:日・月]=在庫金額÷日(月)当たりの『平均売上』」
(年間売上を360日(12カ月)で割ります)」
という定義での数字です。

・製造業50日・2カ月弱
(製造内容により45から65日と幅があります)
・卸売業25日・1カ月弱
・小売業30日・1ヵ月
・建設業40日・1ヵ月強
(長期工事などではもっとかかります)
・その他サービス10日・1/3ヵ月


などなど。
同じ業種でも取扱い商品や規模、経営環境により様々で、資料の取り方もマチマチなので
一つの統計資料としての目安です。


例えば小売業の30日(1ヵ月)。

年間売上 1,200万
平均在庫 100万

のイメージでしょうか。

季節的なこともあるけど、
「売上の30日分ぐらいが平均的に在庫」としてあります!
ということを表します。

先日申し上げましたもう一方の在庫指標の
「在庫回転率」
「年間売上÷在庫金額」
で計算されますが

これは「その在庫が年間何回転して年間の売上げをたたき出しているか・・」!
1,200万÷100万=12回転
⇒360日/30日=12回転
計算式でも回転率の逆数ですから当然なんですが。

在庫回転期間が30日より20日にした方が在庫負担の意味では「良」とされます
また在庫回転率では12回転より18回転した方が効率は「良」です。

あともう一つ。
年間の売上を年間の『仕入』にしてみますね。

仕入原価が50%だと売上1,200万ならざーっと仕入値600万

・在庫回転期間(保有期間:仕入バージョン)は
100万÷600万=16.7・・・60日(2ヵ月)
・在庫回転率(仕入バージョン)
600万÷100万=6・・・6回転

もっとも仕入値の上下で
売上についての在庫回転期間や回転率が大きく左右しますし
仕入をするときの判断材料として
「在庫」を仕入バージョンと同時にしてみる
ことを
お勧めします。

一度御社の在庫回転期間や在庫回転率出して見られてはいかがでしょう。

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