キャッシュレス化に向けて現金のつぶやき

「キャッスレス化」は国内でも地球情勢をみても、AIの発展も後押しして急速に浸透していきます。
「現金保有コスト年間2兆円。」
たとえば銀行ATM維持 現金を保有する事のリスク(盗難や管理など)含めてそれくらいはかかってくるとの事です。
最近の統計によると現金流通高は約100兆円以上で現金保有の2兆円は単純に約2%ということになります。
一方、
情報漏洩、紛失による高額被害などカード決済や電子マネー決済のデメリットまで含むと「現金保有のメリット」も多数あって
「現金保有に対してのコスト率2%」は、「現金保有のデメリット率や感覚」と比べて低いでしょうか、高いでしょうか・・・。

全くのキャッシュレスの方を除いて、現金は貨幣紙幣という形で日々財布に入っています
普段は物やサービスを買う為がほとんどで、よくよく考えてみると「ただの円い金属や紙っ切れ」ですから不思議に思えることもあります

今さらですが「現金くん」は何者でしょう

「現金くん(=貨幣紙幣)」は
物々交換の時代から発展して、「金=ゴールド」に代表される「そのもの自体が価値のあるもの」である時代から
経済活動の「交換・保有・価値の尺度」とその役割を成しています

そもそも現金くんを作るのに原材料以上のコストはかからないのですが
ご存知の様に「現金くん」はとても強い存在です。
現金くん自体が独立して他のすべての財やサービスと同等に肩を張ってるわけですから。
その強さは現金くん自身を発行してくれた「国の信用」が影響していることに他なりません 。例えば

現金くんはそのバランスシート上、民間では資産勘定です。
国や発行体では「負債勘定」ですが、いわゆる契約上、返済が義務付けられている負債勘定という名ばかりであるのは直感できると思います。つまり物々交換で言うなら「紙や円い金属に化けた信用(もしくは権力)」で物・サービスをある意味「無償」で交換発行している事が見てとれます。

それらの「交換・保有・尺度・信用」によって更に役割が増えてきていて、
・自国内だけでなく地球的にも会社の貸借対照表・損益計算書の財務諸表を作成
・地球上の株式市場の判断や景気判断
現金くんは、その他立場で表舞台にあります。

現金くんは今後、目に見える形で財布にはいっていることは少なくなってくるでしょうが、
その本源的な役割に変わりはありません
現金くんに対する本源的な「信用や交換・貯蓄・尺度」の前提がおかしくなってしまうと、実経済、仮想通貨やフィンテック、株式市場・・・・すべて貨幣の価値観とその尺度に委ねてしまう市場経済や中央のハンドリングに大きな修正が求められることは周知のことでしょう。

現金くんはキャッシュレス化について
・しばらく様子見てたいので・・・。
・お小遣いやお年玉、慶弔見舞金ではまだまだ活躍できるけど。
・自分の顔が見られないことは別にいいんだけど、見たい人のことは大事にしたい。顔見て元気になる人も多いし。
・国の信用はもらってるし自分の役割は変わらず役に立っているので、まんざらでもないか。
・ここ最近国債と(見合う金額)の出動が多い気もする。
・物価さんとの関係もあるしな。
・造られた当初は国に価値の無償奉仕したのにな。

とてつもなく大きな役割を与えられながら、
持ち歩かれ、交換され、今度は持ち歩きの出番が少なくなり、顔を出す機会が少なくなる。
現金くんは、自身気付いているでしょう
・自分は自分であって自分以外の何でもない。

おせっかいながら
現金くん自身についての、少し考察です。

ヤカンにフタされていませんか?適度な水分補給が必要です。

7月某日付の新聞記事によると、今年に入って半年、
日本企業の海外向けM&A(日本企業による海外向け企業を買収)の金額が1122億ドル約12.7兆円、
世界シェアでアメリカに次いで2位約3割に上るといいます。
2000年(平成12年)以降この18年で約110兆円・・・云々
つまり日本企業の資金の多くが世界的規模からいっても、企業買収M&A用に向けられていた(向けられている)という事なのでしょう。

関連して、気になったデータをピックアップしました。
・上場企業を中心に、18年間で累計利益のうちM&Aに向けられた資金は・・・その利益の累計の1/3
・2017年度末で上場企業の手元資金は約120兆円
・M&Aで買収した会社から生み出される利益(Aとします)と実際買った値段(Bとします)の買収効率(B/A)つまり買って何年で回収できるかは約19年という統計。

まずは金額が大きすぎて、「M&A」という大企業の世界の話といった「他人事」であって身近に感じられないのが実感です。

会社の資源は「ヒトモノカネ」つまり
「人財・事業・資金」
と言われております。
これら資源によって生み出された収益はお金となって、その使い道としてヒトに向けるか事業に向けるか、さらに現金で持つあるいは借金の返済するか・・。
その(使い方)を選択し続けることとなっていきます。

さて
お金の使い方としてこの5-6年でのデータでは、ヒトへ(人件費)設備投資(もの)現預金(カネ)の順に
⇒人件費:3%<設備投資:22%増<現預金:35%増

このように手元資金がダントツです。
しかし現預金を保有するだけでは事業としてお金を生み出しません。よってその使い方が問題となってくるのですが、
「手元資金」という使い方が選ばれているのかもしれません。

続いてきた超金融緩和政策の下、金融機関や、安定した資金調達が可能で高収益の上場企業などでは資金に過剰感もあり、
一方その資金が
個人事業、中小企業、(人件費として)消費者に期待通りには循環していないのも現状です。

政府・日銀はそれら資金循環を信用創造の担い手である金融機関に期待を寄せ続けることとなります。
使命感。上からのルール、金融機関の経営環境、そんな中で更なる使命感、企業努力も目を見張るものが多々あります。
しかしながら現場では揶揄されることが多いのも事実です。

水が必要なコップに注ぐようにと、お上は金融機関のヤカンに水を注ぎ続けているのだけれども、
個人事業中小企業、コップを持って並んでいる先には注ぎ口にフタがついている。
よくよく見ると、旧態依然とした担保というフタヤ、保証協会というフタ。
コップの内容を確認しないまま、一律にフタをしているヤカンも見受けられる。

でもその横では政策公庫さんが少しでもとシャカリキになって注いでいる

一方
フタがついていない注ぎ口もある
水はもういらないから、と断っている財務優良先のコップや、外人さんの未知なる魅力的な装いのコップに向けらている。

そうせざるを得ない事情もある。

年々
酷暑に見まわれ熱中症が深刻となっている折、毎日のようにその予防策が警告されてます。
「必要な水分を適度に採らなければ・・・」一大事であります。



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決算  8月
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