「金利」はストライクゾーンから離れる確率か。

いよいよ甲子園高校野球も残すところ決勝戦と、終盤を迎えています。

さてさて。
なぜ金利は『長期金利>短期金利』なのか。
以前の事。固苦しい理論、経験や諸説を離れて、それこそ野球少年にどの様にお話しするかについて思い出しました。勝手なコジツケですがご容赦願います。

「確率」というと身構えてしまいがちです。でも
そもそも野球は底流に「確率」をかなり意識したスポーツであろうと思います。
「打率」「防御率」・・・・。普通に「確率」が選手の成績としてOPENにされていることを見てもいかがでしょう。

ご承知の通り野球ではまず投手が打者に向かってボールを投げ、打者がそれを打ち返します。
見逃した場合はストライクゾーンに入るか否かによって、ストライクかボールかを審判されます。

そこで
〇投手と打者の距離を ・・・・短期や長期の期間

◎「ボールになってしまう確率」を「金利」

ふぉーっと何か湧いていただければ幸いです。

ルールでは投手と打者の距離は決まっていますが
・距離が長いほど、
⇒ストライクは難しくボールになりやすくなってしまい
=金利が高く
なります。

ストライクに投球する事が期待され、投球距離によって期待から離れてボールになるのは自然で、そのブレがリスクとして金利に表現される事となります。

もちろん「ボールになってしまう」要因は他にもあり例えば
〇投手のコントロール・・・・発行体の財務的な信用度
〇ストライクゾーン ・・・・政策(金利や量的水準)
・投手のコントロールが良くないほど、
・ストライクゾーンが狭いほど
ボールになりやすく、すなわち金利は高くなってしまいます。

資金調達のマーケットでは貸し手と借り手の合意で金利は決定され、ほぼ貸し手の意向に委ねられるのが現状です。そして
ここで登場する打者はマウンドとと距離はわかって一定ですが
・金利の低い投球には安心してスイングできます。
・金利の高い投球には1球1球見極めなければ三振したりフォアボールを逸してしまうかもしれません。

ようやく資金が循環しつつあるとは言いつつ、中小企業にとってはまだまだ資金調達には厳しい環境が継続しており貸し手金融機関の一部には「姿勢」として消極的な点も正直見受けられるようです。

登場する打者としてはスイングすれば打てる投球や、荒れ球では見逃しフォアボールを期待し向き合わない「姿勢」の方が楽かもしれませんが。
どうか投手と1球1球向き合ってください、、ませ。

自己金融のすすめ。

自己金融のすすめ。
資金調達の手段には様々ありますが
「金融機関からの借入」
「助成金」
「増資」
これらは金融機関や国・自治体・あるいは株主からの金融で、会社から言うと「外側からの資金を調達」しキャシュフローを生み出す手段です。

日々の新聞紙面や報道によると政策や金融機関による中小企業支援の誇大ともいえるアピールが感じられ、現場とは到底ほど遠い感もあって
外部からの借り入れや金融がままならない企業も多いのが実情です。

あえて自己金融を説明するなら、
これらの外部による資金調達に頼らずに会社の内部(自己)を改善して、外側から資金を調達するのと同じキャッシュフローを生み出す事でしょうか。
しかも時間をあまりかけずにキャッシュフローを生み出すようにしなければ外部から資金調達をようなインパクトはありませんが、
一度見直していただくと様々な財務改善のポイントが見いだせるかもしれません。

具体的には
①会社の損益を改善して利益を生み出して
②貸借対照表(バランスシート)を検討分析して
キャッシュフローを積み重ねる事が可能になることです。

①利益を出すことはキャッシュフローを生み出す基本で
・赤字続きは早急に黒字化へ。
・今借入があって返済しているときはその返済額以上の利益は確保する。
⇒最低の目標で、これだけではキャッシュフローはプラスマイナス「ゼロ」。これら以上の利益が必要となります。
・固定費を構造的に圧縮
⇒外注化・低家賃化・など大きい固定費の要素を分析
・一定の経費削減を実施し無駄なコストカットは手を付ける事でしょうが
例えばコスト100円を削減するか、仕入利益率を1Point改善するかをまず検討しましょう。
コストのカットにのみ集中しますと会社内のモチベーションも維持できず、
仕入利益率の改善が与えるインパクトと比較してもどちらが会社にとって有益なのか検討すべきです。

②バランスシートを見て
・左側には売掛や受取の手形、在庫、固定資産などがあって、これらは「少なく」することでキャッシュフローを生み出します。
「サイト(手形や売上が現金化されるまでの期間)を短く」すること=それらの金額を少なくすることにもなります。
具体的には
・売上金の回収を早くする。
・受取の手形をなくす、サイトを短くする、すぐに割引する、仕入先に支払として回す
・在庫を減らす、掛買いではなく受託販売への切り替え、一定の期間で在庫の返品・見切り処分、
特に在庫は数量・トレンド・鮮度に特に注意が必要で、「在庫=キャッシュ」です。
・稼働してなくてまた保管コストがかかる設備・資産の売却や処分すべき固定資産があるか

・右側には買掛や支払の手形、未払経費、などがあってこれらは「多くする」ことでキャッシュフローを生み出します。
仕入代金の支払いを延ばす、支払手形のサイトを長くする、未払経費の〆支払いを若干でも長めに伸ばす。
しかし同時に留意すべきは、手形を多くしたり買掛・未払いの額が多くなるとそれだけ負債が多くなってしまいキャッシュを増やすという目的以外の財務内容で不安定になることもあります。

「お取引先さんとの関係でなかなか」「今まで結構やってみたけど」、というケースが多く、でも
・自己金融という目線で再度見直すこと
・金融機関から新たに借り入れることを不要とする自己金融というチャレンジ
も必要でしょう。
これらはお医者さんで言うと、外科的な処方なのかもしれません。
それなりのインパクトはすぐに期待できます。
金融が実現されるかどうかは別として財務体質の改善に期待できることにはなりますので。

「まとめ」
①損益改善
・大きなコストをリストアップし大きく削減出来るか
・少額の無理なコストカットより大きな仕入など原価率の改善。
・返済額+固定費<利益を目標にする。

②貸借対照表(バランスシート)改善
・売上未収・手形を少なく
・在庫はお金
・収益のない設備は処分
・買掛未払は〆支払いのタイミングをずらして無理のない延長

自己金融のみで企業の資金調達が全てできることは現実離れしていますが
自己金融を今一度見直すのは財務の自己独立という原点に返ることと
一つ一つを見直すことで自己金融が進むこととなります。

資金繰り専門
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事務所概要
大阪市北区曽根崎新地2-1-13-401
株式会社溢光(いっこう)アカウンティング
設立日 2014年5月
資本金 300万円
代表取締役 福岡和正
決算  8月
業務内容
 資金調達支援
 創業支援
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グループ会社
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