「あるはず」と中腰

朝、いつも通りにヒゲをそります。何で毎日決まったところに伸びるんだ、と思いながら何気なしに電気カミソリを滑らせます。
でももし伸びていなかったらそれはそれで、何で伸びてないんだ?と戸惑ってしまうでしょう。
普段しているはずの腕時計を忘れても、何気なく左の袖口をいつも通りちらっと見たりしますし、
エスカレータが故障か何かで停まっていて、それがちゃんとわかっていても一瞬ガクンとフワフワと変な感じをしながらエスカレータを歩きます。

いつも、こうで「あるはず」が無かった時は心も不安にもなりますし、体も反応しているのに気づきます。
仕事や日常生活でパソコンやソフト、スマホ、それらを支えるIT環境は今となっては「あるはず」となってしまって、
ちらっと袖口やガクンとフワフワどころではなく、活動自体が停滞してしまうかもしれません。

それだけ仕事や生活の一部となって、又は場合によっては自身の一部となっていて、無かった場合のことすら意識から薄れてしまいがちです。もともと無かったんだと分かっていても既に生み出され浸透してしまうと、それはそれで既成事実として「あるはず」になってしまいます。

先日ある方とお話をしていて印象深かったことに、
ほとんどのスポーツ、例えば野球の守備でもサッカーのゴールキーパーでも、バスケットでも、基本姿勢は肩幅に足を広げ足の内向き前寄りに重心を傾けてやや「中腰」。この姿勢を保てば上下左右瞬時に対応できると。
心は体を支配するのと同じように体は心を支配する・・そんなことを思い出しました。

「あるはず」が無かった時
例えば腕時計が無く瞬時に太陽の位置をみて時を推し測る、のは大げさかもしれませんが、
この「あるはず」が無かった時にどう対応しようかを
・イチイチそんなこと考えてない
・その時はその時
・その準備はできています
様々でしょうが

たまには一瞬でも「心は中腰」姿勢をとっているか、意識付けするのもいいかもしれません。

今の年金制度の改正に少々愚痴を。

昨今、年金行政についての話題が多いように感じます。
 お客様からも、新設法人で社会保険の加入についてのご相談が多く、法律上、法人は強制加入である旨や保険料の負担金額についてなど、ご関心事項の説明をさせて頂きます。
 負担金額については概ね額面給与総額の約30%弱が会社と個人の折半(約半分・15%弱)で負担し、会社と個人の合計(約30%)を毎月末に会社が支払することとなります。
個人分は給与から天引きしますので会社負担は15%ということになります。当然、給与は役員報酬も含みます。
 しかしながら役員やご家族のみで運営されている会社では会社のお金も実質個人の懐感覚のところもあり、個人負担ウンヌンという意識は薄いでしょうから、毎月30%の社会保険料が月末お支払という感覚になるでしょう。
 例えば100万の役員報酬では約30万弱の保険料が毎月月末にお支払となっていく感覚です。

きついですね。

 先日、ある新聞の記事で年金行政についてのかなり抜本的な提案が載っており興味を持ちました。記事によりますと
・基礎年金部分(いわゆる国民年金部分で満額の場合に将来月6-7万程度受給可)は政府が責任をもって保証し、
・厚生年金など報酬比例部分の上乗せ分は個人が401Kなどの様に自己責任でもって年金を確保する。
 という概要だったと記憶してます。

 受給開始年齢の引き上げをめっぐては、
・「言った言わない」、「当時の内閣が約束した(言った?数字を提示したまで?)のは知りません」など、 
国民の年金に対する不安感が増す一方で、ますます年金を「安全資産」として見込めない、安全資産として見込めないのなら、運用したくないという心境は無理もないことだろうと思います。
 
 老後収入が乏しくなった時の必要最低限の収入を委ねるわけですから、「寿命を賭けた長期投資」をうつような感覚にもなってしまいます。
 私自身は年金制度自体は支持してますが
当然法令的には網羅されてるでしょう、この「後出しジャンケン」的な改正改正・・は益々長期投資が果たして安全資産なのか、というごく普通の感覚を募らせてしまいます。

 政府も401Kのような確定拠出型年金の推奨もしておるようですし、政府がその枠組みを保証してくれるのなら、自己責任での年金運用は、それが安全資産かリスク資産かは自身が判断責任を持つことで、現状のような後出しジャンケンよりはすーっと腑に落ちるかもしれませんね。

ただ、現状の年金制度を一気に改革してしまうと
混乱を招き、今現に受給されている方、近い将来受給される方、今の年金制度をライフプランに組み込んでいる方、
には酷なコトかもしれません。

うーんやっぱり難しい問題です。

地方創生と藩札

 現内閣が「地方創生」を重要な位置付けとし、効果を期待する一方、その環境整備や手法は慎重に見守らなければいけません。

「地域経済の活性に地域独自の貨幣が一役担うのではないか」という記事を目にしまた。
今の貨幣は1万円札、や500円硬貨など国が発行したものを指します。もちろん勝手に造ってこれが硬貨ですとは言えず、流通もせず、法に触れてしまいます。
「地域経済が失速する原因の一つに、貨幣が地域の外に流出し地域経済を維持するに不足してしまう問題がある」ならば
「地域経済内で流通する地域貨幣を造り、地域経済維持に足る貨幣量を流通させることも一考に値」という説もあるようです。

この前読んだ、ある本を思い出しました。
時代小説ですが、今から約250-260年前の江戸時代半ば、藩の経済ひっ迫の際に「藩札」(〇〇藩という地域内のみで流通する札を刷り、対外的には小判などの正貨に換金)を発行する勤めに掛る武士の話です。
藩札の供給量はいかほどが良いのか、飢饉や災害の際に耐えうる正貨の貯蓄を確保する手段、何よりその藩札を発行する組織・人の心構え、が
今の経済での(日銀)準備預金制度や外国為替、地域なら特産物、企業なら専門特化といった概念に相通じるものを感じながらページをめっくた記憶があります。

偶然にも
「地域貨幣」と「藩札」が重なったのですが、「地域貨幣」が地域経済の活性化の一助と成り得るか、また目指す地方創生に貢献できるか。既存の経済システムはどーなるのか・・。
少なくとも約250年前、しかも鎖国の時代とはITの進歩、グローバル経済、各種経済理論と経済政策の手法は比べ物にならない程の進歩ですが、無の中から可能性をひねり出す当時の小説人物の知恵や実行力は新鮮に感じます。
「地域貨幣」が注目されるかも。

姿としての自己資本比率

 戦闘機のあの勇壮な姿も、新幹線のいかにも時速300㎞を予想させる姿も、ロケットの、一瞬にして高く大気や成層圏を割り込み宇宙へ招待してくれる姿も、はじめから「姿」を重視したのではなく、その求められる働きを追及する為の「技術」を駆使した結果として、その最適な「姿」の現れだと聞いたことがあります。

 あの「姿」は「技術屋さんの智と器用と汗の賜物」なのだということです。

では企業の財務体質の健全性を思わせる「姿」として、代表的なものに自己資本比率があります。
ざっくりですが
 負債(借入など)と自己資本(資本金と過去の利益の蓄積)の割合のことです。
 ・負債7自己資本3(合計総資産=10)の場合⇒自己資本比率30%ということになります。
もちろん一般的には、自己資本比率は高いほど財務内容は健全である、と言えます。

「財務内容の健全性をテコ入れしたい。」その姿として「自己資本比率を50%まで持っていきたい。」
と計画した場合その姿を実現するに小手先の技術だけでは到底かなわないことは周知のことと思います。
・余剰のキャッシュがワンサカあり、
「うーん
借入を2返済する。どうだ」
・利益体質が固まって、増資にも対応してくれる環境で
「毎期利益を2計上する。増資2する。どうだ」
 とでも行けば苦労しないのですが

ただ一朝一夕にその「姿」が実現できるモノではなく、その姿ありきで経営するものでもなく。
1つの目標として掲げて、
企業の人材、経営資源などいわば「技術屋さん」が追い求め、表に現れた結果としての「姿」が最善の姿であるべきです。

理想ですが・・・。

天高く馬肥ゆる秋。

今年も残すところ3ヵ月をきりました。
そーっとカレンダーを確認してみても間違いない様です。

『天高く馬肥ゆる秋』
というのでしょうか。
お馬さんも肥え、天もとても高く感じる色合いとなって、いよいよ秋の深まりを感じつつあります。

水・火・熱・風・・・
今年も不幸にも自然災害による被害に数多くみまわれました。
誰がこうしたからこうなったという因果関係で片づけられるものでなく、
自然が人工に、悪びれもなく、手加減なく、正々堂々と時には不意打ちで、
その脅威たる存在を知らしめた。
まだ復旧の目途も定かではなく、
また、物理的には目途が立ちながらも人心には癒えようの無いその爪痕も深いものとなってしまって、、。
被災された方々には深くお見舞申し上げます。

ただ
そういえば今年の干支は「馬」
 来年は・・・確か「羊」でしたね。
肥えたお馬さんも最終コーナーを周りつつ、羊さんにバトンタッチの準備に入るころでしょうが、

どうか「暴れ馬」にはご隠居いただき、「おとなしい羊さん」であって欲しいと願います。


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設立日 2014年5月
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決算  8月
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