需要を生み出す。

先日、味の素(うま味調味料です)を振りかけていて、昔聞いた話を思い出しました。
味の素の「振りかけ口の穴の数」。
何個の穴が開いているかは定かではありませんが、
穴の数を少し多くして販売したところ売上が伸びたという話です。
確かに何気なく、いつも通り振りかけている消費者としては無意識のうちに購入する回数が増えます。

では、胡椒ではどうか。七味唐辛子ではどうか。食卓塩ではどうか。
これらでは、味に即反映してしまって振りかける回数を抑えてしまいますから、
味の素(うま味調味料)の様にはナラナイでしょう。

さて昨今
特に経済を取り巻く環境で確実視され、懸念されていること。
将来の人口構成です。もっと言えば人口が減るということです。
10年後の人口を増やすことは今更どうしようもない。

1億人が将来7000万人に減ると、同じモノを同じ価格で販売していれば単純に7割に売上が下がることとなり、
更には、同じモノの価格競争が価格を下げ、売上も下がることは安易に予想できます。

業種を問わず、同じモノを売るにも、新しいモノを開発するにも、これからは
「需要創出」がカギとなってきます。
販売側から一方的にモノに価格を付け、「どうでしょうか?」と購入側に提示するのではなく、購入側が「需要したいと思うモノ」を作りだすこと、
そのように仕向けること、もっと言えば購入側と一緒に「モノを作ること」と言えます。

人口減少がビジネスチャンスに繋がることも勿論あろうかと思いますし、
それはそれで、人口減少による何かしらの需要が創出されていることなのでしょう。

書籍『捨てられる銀行』。再度思うこともあって
金融機関も貸出という商品を、金利という価格のみで企業の資金需要を生み出すのではなく
企業の現状の事業課題や今後の事業計画から潜在的な資金需要を浮き彫りにして生み出すことが求められています。

味の素(うま味調味料)の「振りかけ口の穴の数」が、そういうことの本質なのかはサテおき、ただ
振りかけ回数を「敢えて減らす」ということはしないでしょう・・。

手帳のシーズン

もうこの時期、来年「2017年の手帳」のシーズンです。
新聞雑誌の広告や書店の露出度が高まって、「もうそんな時期なのか」と思いながらも、サンプルの手帳を手に取ってしまいます。
年の瀬に向けて風景の一つとなっているのでしょう。

「手帳術」「私はこんな手帳を使ってます」「あの人はこんな手帳です」と。
使い度合いはそれぞれですが、手帳は年間毎日使うものだけに最初の選び方は、
どこか「一発勝負」的な感覚も相まって慎重になりがちです。

予定される日々の行動予定を備忘すること、そして年の途中では買い替えることを予定しない、
この手帳を活用することで来年1年が有意義になるようという期待感をくすぐる広告も多いです。
それだけ「選び方が間違ってやいないか」「他人はどんな手帳を使っているのだろう」「手帳を変えれば1年は変わる」
こんなササヤキも分かるような気がします。

今はスマートフォンやPCでデジタル管理が手書き手帳に取って変わり、世代やビジネスシーンによっては当たり前とはなっていて目的によっては非常に便利です。
個人的には、手っ取り早くメモ感覚で書いたほうが早いと思って、少々乱暴に扱っても大丈夫なサイズの簡単なスケジュール手帳を一冊持つようにしています。
そしてその1年間使い終わった手帳を再度見直して、こんな時期にお伺いしたお客様や、こんなスケジュールだったんだと思い返すことも楽しみです。

毎日の手帳を使うときのシーンを思い浮かべて、選んだ手帳に振り回されないであろう、そんな手帳を探してみたいと思います。

ただどうも、
この10月初旬の時期に、「来年の同じ時期の曜日がわかってしまう」というのは
せわしないような、2か月短くなってしまうような、単純にそう思ってしまいます。
手帳業界に携わる方々の手帳には、来年のこの時期に再来年の手帳の企画がスケジュールされているのでしょうか・・。

お金の額面はルール

「ヘリマネ」という言葉を多く目に耳にされると思います。
8月中のため込んでいた新聞記事を斜め読みしていると、賛否両論ほぼ毎日どこかに顔を出しているようでした。

「ヘリマネ」
著名な経済学者が唱え、お金をもっと市場に廻す経済政策手段として「ヘリコプターからマネー」をばらまくことをイメージしてます。
もちろん実際には、お金(円)を造る日本銀行は株や国債、その他資産を増加して買うことでお金を増産するので、何もなく空買いで単に増産する訳にはいきませんが、
ヘリコプターからばらまくイメージは何となく掴みやすい言葉だと思います。

さて、
以前にお金を造るコスト(材料費)について書いたことがありますが、気になったので再度調べました。
(紙幣)
・1万円札1枚: 約22円
・5千円札1枚: 約20円
・1千円札1枚: 約14円

(硬貨)
・1円   :約2円
・5円   :約3円
・10円  :約5円
・50円  :約10円
・100円 :約16円
・500円 :約70円

出典元によっても様々ですし
硬貨は材料の金属素材の価格の影響も受けて相場により変わると思いますが、
貨幣価値(1円とか5円とか1万円とか)が高いほど製造コストは割安ですね。

貨幣価値は経済数値を計る尺度でルール化されているもの。
百均の「もの」1つは税抜き100円です。「もの」に付加された経済数値ですから、
1円玉さんが100個寄っても100円玉さん1個寄っても、経済価値は同じです。

お金という貨幣価値を尺度として、そのルールで支配している経済理論や理屈自体に異議をと言う「そもそも論」もありますが、
スポーツでも何にでもルールがあって、それはリンゴは木から落ちる重力の理屈と同じように考えるしかないのでしょう。
今は。

1円玉さんは、1円という経済数値のレッテルを張られていて、
自分は1円なんだと思いながらも、実は「1万円札さんよりも高いんだ」と、
どこか誇らしげに思っているかもしれません。

日本地図描いてみましょうか。

「フリーハンド」で描けるものはというと、
日本地図でしょうか。

・まずは北海道、最北地の稚内からぐるっと北海道を描いて一旦筆を置き、次に本州青森の津軽半島から本州のそれぞれの半島やリアス式海岸、湾の形、岬の角度に気をつけながら、そのうち紀伊半島にやってきて地元大阪付近は結構湾の埋め立て地形を注意しつつ・・・。山口県下関を折り返して日本海を北上、津軽半島で合流。
お待たせーーです。

・四国・九州・沖縄に筆を移します。
四国宇和島付近や九州長崎の地形、沖縄本島の西側の地形の入り組み、そして海の広さと島のバランスを気にしつつ全体完成です。

小学生の頃、そんな地図を何気なく興味深くノートやチラシの裏紙に描いていた記憶があります。
光化学スモッグのような大気汚染や、赤潮のような水質汚染といった公害が社会問題の時代でしたから
きれいな所はないものかと、子供心にも
日本地図を眺めていて鉛筆をとるようになったのだと思います。

描いていると河はやがて海に通じて、河をさかのぼれば山に行きついて、河の上流ほど水は清く、下流に行くほど汚れてしまい
海はその汚れを飲み込んでしまう。公害都市ほどその傾向ははっきりとしていて、でもその河の源の清流はきっと清流なんだと
山や河にも興味が湧いていました。
・ちなみに、やがて受験の頃にはそんな事もあってか何気なく地理を選択受験しましたが、試験にはあまり役に立たなかったように記憶してます。

今はGoogleEarthはじめ詳細な日本地図を見れます。
よし、
当時とは地形も変わっていますし、久々鉛筆で描いていてみますか。

寒い寒いから暑い暑いへ、満足度は変わる。

3月に入って、この前の前は暖かく、この前までは急に寒く、今はやっと暖かくなり、春らしい空気を感じます。

冬は少しでも気温が上がって欲しいし、反対に夏は少しでも気温が下がって欲しい。
堅い言い方をすれば、
冬の10℃が11℃に上がることと、夏の30℃が31℃に上がることは同じ1℃上がることでも
全く違う「満足度」で、むしろ逆行します。
冬に1℃上がる方の満足度を得るには、夏に1℃下がることで同じと言えるでしょう。
そういう意味では、若葉の季節や紅葉の季節は1℃の変化の満足度はほぼ変わらないのかもしれません。

話は変わりますが
先日、たまたま手にした本に「限界効用」という(そーいえば何か聞いたような・・)言葉を目にしました。

何かが1単位変わることで、満足度がどれくらい変わるか、経済の世界では「限界効用」と言って
『限界(1単位=わずかな変化)があった時、効用(満足度)がどれくらい変化するか』を数値・数式・図式化して
経済行動のベクトルを説明しようとするものです。

「同じ物を追加で1つ買うにも満足度が変わる」
よく挙げられる事例があって例えば
・おなかが減っている時の1つの「おにぎり」はとてもおいしく感じられますが、追加して食べ続けていくうち徐々に、
追加1つの「おにぎり」はあまり満足しなくなる。

環境や予算などで制約されている世界で
限界的(追加で1単位)に増えていくと、満足度(の増え具合)は徐々に下がっていくことが知られており、これを
・・・「限界効用逓減の法則」というらしいです。

「限界効用」?一つにしても、教科書や専門書でしか縁が無く、普段どこか「別個扱いしている事」は、本来はとても身近なところでアテハマルはずです。
少々乱暴ですが、
冒頭の気温の例も追加で1℃変化する満足度が変わる意味では、アテハマルのかもしれません。

人の本能は四季の変化や身近なことでも、わずかな変化を何気なく感じ取ります。
人の集団である企業や、あらゆる主体は積極的には感じないとしても何気なく行動している事は、それら「別個扱いしている法則に左右されているはずで、
であれば、わずかな変化を仕掛ければ、何かのベクトルを左右することも確かなことです。

マイナス金利が、温度計でいうと、冬の有難くないマイナスなのか、夏の有り難いマイナスなのか。

は、さて置き、
もう少ししたら、今度は「暑い暑い」と言う季節がやってきます。

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