資金調達・資金使途・・「立場」でも思いは同じはずでしょう。

資金調達のご相談を受ける中、
各主体といっていいのか立場によっては調達の「楽難」は明白です。
中小企業・個人事業主の方々が資金調達の事業計画に盛り込む重要な要件に、
(調達したお金の使い道=)「資金使途」があります。
当たり前といえばそうですが、より一層重要性が増しています。
金融機関にとってもその「目利き力」を発揮頂く際には最低限必要なファクターとなっているしょう。

さて、主な各々の立場から「資金の調達」とその「資金の使い道」に目を向けてみようかと思います。

1、中小企業・個人事業主業者の立場から。
【調達】金融機関からの借入が主流で
【使途】工場や不動産、機械などの設備資金、また仕入資金や諸経費といった運転資金に使います。
金融機関からの資金調達の際には何にお金が必要なのかという資金使途が明確でなければららず、その内容は以前よりも重視されています。
工場や不動産、機械購入、仕入れ資金、諸経費の支払い・・・。なぜいくら必要なのか・・・。
事業計画に沿って、かなり明確にその内容を合理的に説明する必要があります。

2、金融機関の立場から
【調達】預金、(金融機関同士の)市場、株式市場などから資金を集め。
【使途】事業への貸出(を使命と思ってます)
債券・株式などへの資産運用
その他事情に応じてへの資産運用

3、国の立場から
【調達】納税者から税金、国債などにより資金を集め
【使途】国家公共の利益に応じ適正な予算配分
国債など借金の返済充当

こう並べると、
【調達】については「金融機関、国」は民間の中小事業・会社より圧倒的に有利でしょうし、
でも各々の立場の【使途】についての思い重要性や使命感に優劣つけることは出来ないと思います。

事業計画に沿った「明確な資金使途」を計画しながらでも資金調達に実際苦慮されてる民間の中小企業・個人事業主の方を目の当たりにしますと、

資金調達が有利な立場の国も金融機関も、各々の主体・立場でその資金【使途】への「使命感」「重さ」を「感じる事」には同じ思いであって、各立場でズレテいてはいけないでしょう・・。
そんな気がします。

個人確定申告の時期もあって、国税庁・税務署より配布される資料で「税金の使い道」が円グラフ等を通して分かりやすく公表されているのも目にされた方も多いかと思います。
昨今、国会審議が進む中
納税は、教育を受けさせる・勤労とともに国民の義務であって、また税金の【使途】は納税者が委ねた国家行政が計画実行されます。
国の各審議でも、さらには金融機関でも、「資金調達」の各立場の「感覚」を改めて期待します。

「お金の自由」と「反対語」

・2月も後半になって、3月の年度末、確定申告など「お金」にセワしくなって来ました。
よく「お金」は経済や企業の血液と例えられ、「お金を融通する=金融」が滞るとその体を維持できなくなります。
さて、
「お金」は単なる血液ではなく、特にここ最近は時にはわがままで、コントロールする人の期待を裏切ったり、そっと従ったり、好き放題に暴走したりと、意識をもって行動する生き物であるかのようにも観えます。
そう考えると金融緩和(たくさんお金を世間に流すこと)はお金のコントロールがより厄介になるのかもしれません。
今、「お金」を必要としている中小企業・再生事業に、「お金自身」は本当は行きたいけれども、
「お金」の住み家である金融機関が囲ってしまっているとすれば、もう少し自由に独立した行動を許してあげて、本当に必要な所に行かせてあげればな・・とも思います。

・反対語について。
「上」の反対語は「下」。「天」の反対語は「地」。
小学校の時だったと思いますが「○○の反対語は・・○○で、ない」など勝手に否定語の「ない」をつければ反対語になると思い込んだり又そうではない、と教えられたことを思い出しました。
例えば、
「理論⇔理論ではない」ではなく「仮想⇔仮想ではない」でもない。
辞書的には
「理論⇔実践」「仮想⇔現実」
ふと、
反対語と言いながら決して対立ではなく、お互い仲良くしていく者同士のような気がします。
「実践さん」は「理論くん」が強い味方で、「理論くん」は「実践さん」を通して自身の価値を試したい。
ここ最近、「仮想通貨さん」も現実になりつつあって、「現実くん」の通貨・経済も一緒にやっていくことになるのでしょうか・・。
そんな風に思うと興味深く思います。

そんなこんな、
先日、経営者の方とのお話の中で。



2017年末 AI さんと仲良く。

今年のカレンダーもあと1行を残すところとなって、
来年の干支「イヌさん」がチラチラ待機している、そんな時節です。

・今年の「漢字」になぞらえ、「英字」では。
人工知能「AI」は金融はじめ様々な分野で日進月歩、応用と適用が進んでいます。
その「AIくん」は自ら学習する能力に長けていて、
自ら学習し、AIがより高度なAIを、しかも加速度的に創造していくこととなる様です。

・人間の知能を超えたAI人工知能が、更に自らのAI人工知能に磨きをかける。
そんな「スーパーAIくん」が生まれ、
AIが人間に代わって人の営みの大半をこなしている時代も間近に迫ってます。

・あらゆる作業を人間に代わってこなし、労働生産性に期待出来る。
将来、人口減少が確実で人に頼らなくてもAIに期待を寄せることとなります。

・AIに対して、批判的な考えも積極的な考えもあって、
それは「人間っぽさ」を支持する立場や経済的な「労働生産性」による立場によっても、
簡単に不等号(≦≧)はつけられません。

・でもどこか
AIに代表される技術革新に人間の人間らしい独占領域を残していただきたいなとは、思います。

・人にも、AIを「金稼ぎビジネスの対象にのみ」関心が寄せられるのであれば、今後AIに「しっぺ返し」があるかもしれませんね。

・色々予定される中、
ただ人自身がAIを積極的に産み出しておいて、AIを不利益や脅威と感じることはおかしな話でしょうから、
大きなバランス感覚が必要でしょう。







読書の秋 収支の感覚

秋は「食欲、スポーツ、読書、・・・」「○○の秋」といわれるほど、身も心も意欲に満ちたな季節です。
普段は別として、その中の「読書」でいうと急に読みたくなったり、腰を据えて本に向かい合ったり、また乱読したくなったり、そんな意欲的な衝動に駆られることもあります。
本の読み方や選び方には答えはなく、答えを求めるための本を読むのも
うーーん。本末転倒です。
例え嫌々でも、仕事や勉強でどーしても必要か、意欲的か、衝動か、読書か。

「実務書・理論書・趣味教養書」
堅いネ―ミングですが最近この3種類をバランスして手に取るよう・・心がけてます。
「①実務書」は仕事に必要ですし、必要に駆られてか、又これから必要になることの予定をしてか、その両方か、いずれにしても面前に立ちはだかる存在です。
「②理論書」は勉強の一つでしょうか。根本にある考え方を知ることは、今を疑う事、これからを創造する事、反省する事、の拠りどころとなって、どんな仕事、勉強、スポーツでも知っておく必要があると思ってます。
「③趣味・教養書」は収支バランス感覚をシミワタしたり、自分や世間を、普通に考えることかもしれません。必要に振り返って、熱くなった偏った考えや自身や周りを、ある意味クールダウンしたいとき必要だと思います。

*以下記載の①②③はこの「○○書」、(こそっとですが)対応します。

野球に例えるなら
バッティング練習を積み、①実践練習をする。②バットスイングが適正かを理屈立てて検証する。対戦であれば相手の投球や野手の様々なデータを分析する。
そーいった意味でも、ビジネスに限らずどの世界でも「①②○○書」の○○を切り離すことはできません。

PDCAという4字略語があります。
主に仕事に活用されるツールで、「仮説を発てて実証しその結果を検証して次に活かす。これらをクルクル繰り返しながら仕事の質のスパイラルを上昇していく。」
ロングランの考え方で現場でのツールとして浸透しているこのPDCA。

・P(Plan/仮説を発てる):②理論では「この様になるはず」①実務に照らして「こうしよう」と。
・D(Do/実際行う):①実務でやってみる。
・C(Check/実際やってみて・・・):Pの通りにうまくいったか。いかなかったか。
・A(Action/どーする):仮説が間違っていたか。あっていたか。次の手段は。

⇒このスパイラルの中でも①実務や②理論は、付きものなように顔を出してきます。

さて話は変わりますが、
「収支感覚」という収支を勝手に
・「縦の収支」:損得の意味で儲かった損したの感覚で、しっくりします。
・「横の収支」:損得ではなくバランス感覚なのでしょうか。例えば、会計のバランスシート(B/S 貸借対照表)も横の収支です。

先日、もぞもぞと、昔読んだ単行本に手を伸ばしました。
・ソロバンの話。武将で前田利家はじめ名将は戦場にソロバンを携え、当時は兵力や兵糧の算段をしていた。
池波正太郎さんの小説本に「収支の感覚」という章があって印象に残ってます。
章の中で、
・・・前述省略・・・
「収支の感覚を失うと、小さな盃(サカズキ)へむりやりに肉のかたまりを押し込んだようなかたちになってしまった・・・」

自ら・大切なもの、周り、誰か、周り誰かを含めた自ら、世間、コミュニティ、国、いわゆるグローバル・・。
そのキャパシティーとか、自然に個々人が気働きをして立ち位置をわきまえてきたバランスを超えて、
「むりやりに押し込んでしまってはないか。」

「損した得した縦の収支感覚」はもちろん必要不可欠で、
毎月収支、毎期決算と向き合います。

そうした中で
縦の収支バランスのみに頭がアツくなって、偏ってしまうことは危険ですね。

「横の収支感覚」③趣味・教養書はこの収支感覚を期待しているのかもしれません。
本を読みたくなるのに、
③小説、エッセイ、宗教、マンガ、趣味本、歴史書、・・・キリがないですが、例えばご飯を食べるときに好きなおかずに箸をのばす様に、その本に手をのばすと自身に染みわたった感覚になります。

仕事勉強スポーツ・・。
現場で疲れ切った心身を、少し
①実務と②理屈無しで、
③「好きなおかず」に手をのばして・・。
ほっと読書

「利は仕入にあり」も今改めて。


【利は仕入にあり】
【仕入旦那・売り番頭】
という言葉を思い出します。
もともとは今の滋賀県にあたる近江の國、豪商で知られる「近江商人」の言葉・格言だそうです。

商売は「売上」を上げなければ利益を生み出すことはできないのはまず間違いないことですが、
「売り」は世間である程度相場というものがあって、
元となる「仕入」が儲けをコントロールする。
だから「仕入」を決める仕事はトップである旦那がすべきであり、
「売り」はNo2である番頭さんにまかせておいて・・。

現在では
「売り」は、
ネット・情報化・価格破壊・IT化・AI(人工知能)・・。
その手段や決済の方法も含めて従来とは日々刻々と変化しています。
対応に乗り遅れると市場からおいて行かれる恐怖感と、又その先のビジネスチャンスを追い求めていく時代です。

一方「仕入」は
その重要性は当時にも増しています。
会計上では原価。
直接利益に影響します。適正でない仕入は在庫に影響し、キャッシュフローを左右します。

さて、何気なく仕入=モノととらえがちですが今は
「仕入=人」 つまり人が原価として、かつそのウェイトが計り知れず高まっている、ということです。
しかも「人件費という金額」では単に表現できないことが大切だと思います。

時間」も仕入でしょうか。
増えもせず、減りもせず、個人・企業、世界中全てに平等かつお互い奪い合うことのできない大切な資源。
それがゆえに、何気なく無駄に使ってしまいがちで、でも
時間はコスト(仕入)ととらえることは、合点がいきます。

「人と時間。」
これらを任される旦那は今も昔も大変です。

そして、あらためて近江商人の言葉。
『利は、人なり時間なり』

資金繰り専門
中小企業の資金調達、資金繰りのご相談受付中【大阪市北区の融資支援専門税理士・溢光アカウンティング】

事務所概要
大阪市北区曽根崎新地2-1-13-401
株式会社溢光(いっこう)アカウンティング
設立日 2014年5月
資本金 300万円
代表取締役 福岡和正
決算  8月
業務内容
 資金調達支援
 創業支援
 会計コンサルティング

グループ会社
合同会社溢光(いっこう)コンサルティング
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